クリとケヤキの鉋屑、差し上げます

終了しました。また貯まったら募集いたします。


今やっている仕事で生じたものです。通常は、郊外の牧場に持ち込んでいるのですが、ブログをご覧頂いている皆さんで、使ってもらえるなら差し上げます。もちろん無料ですが、送料だけ負担して下さい。いずれも含水率15%以下の乾燥材です。防腐剤、防虫剤、塗料、接着剤などは一切含まれていない無垢材の屑です。ペットの敷藁、巣材、堆肥(コンポスト)の湿度調整、家庭菜園のマルチ替わりなど、用途は色々あるかと思います。

クリの手鉋の屑

クリの手鉋の屑

ケヤキ、プレーナー屑

ケヤキ、プレーナー屑

  • クリ・手鉋屑 39✕26✕22センチのダンボールに詰めます。
  • ケヤキ・プレーナー屑 四日市市の指定のゴミ袋に詰めた上、49✕21✕13センチのダンボールに梱包
  • 申し込みは、メールに限らせてもらいます。どちらか希望されるものと、送り先を明記の上、送信して下さい。
    roktal@d6.dion.ne.jp
    迷惑メール対策のため、Gmail 、Yahoo!メールなどのウエブメールや、HTML形式のメールは原則としてフィルターではねています。読まれることはないと思って下さい。
  • 特段事情のない限り、先着順といたします。
  • 発送は、ヤマト運輸の宅配便・着払いに限らせて下さい。

イチゴをもらった

私の友人のお母様が、畑で作られたものです。もう90歳ちかいお年だそうですが、三重県との境にほど近い山間部で、普段はお一人で田畑を耕して暮らしているそうです。小柄ですが、日に焼けた肌がピンと張って動きも軽やかでお元気そうです。

大垣市上石津で1人お住まいのお母さんのイチゴ

大垣市上石津で1人お住まいのお母さんのイチゴ

頂いたイチゴは、ご覧の通り形や大きさはマチマチですが、いずれもヘタの根元まで熟して赤い。味も濃厚で、芳醇な香りも楽しめます。イチゴというのは、こんなに贅沢で美味しいものだったのだ。ちょうどスーパーの安売りで買った根元の白いイチゴもありました。まあ、これもイチゴには違いないし、これはこれで美味しく頂くています。比べるようなものではないですね。

お母さんを見ていると百姓というのは、人間のあるべき姿のひとつのように思います。毎日生きものを相手にして、季節、寒暖、日照、降水、など外の世界に対して常に五感を働かせて、経験と知恵をフルに動員して働く。しかも、それで自分の口にするものの基本は、自分で作っている。その大変さを知らずに勝手に言っているだけなんですが、街の年寄り相手に語られる生きがい趣味とか、健康認知症予防とかとは違うリアリィティを持ちながら生きていると感じます。私も、60も半ばを過ぎたら、機械を使って車でデリバリーをするような仕事はやめますが、手の感覚と自分の知力と体力に合わせた仕事を続けていきたいと思います。

海蔵川堤防の雑草の花

今度は、毎朝夕の雑種犬・タローの散歩にGXR+S10を持ちだしています。いつものエビ川の堤防です。

シロツメグサ

おなじみシロツメグサ。RICOH GXR S10

おなじみシロツメグサ。RICOH GXR S10

こちらは、おなじみのシロツメグサです。クローバーと言ったほうが分かりやすいかもしれません。この堤防に咲く雑草の花というのは、その推移が激しく、ほぼ1周間ほどで代わっていく感じです。その中で、このシロツメグサはしつこいというか、かなり花期の長い方だと思います。

コメツブグサ

コメツブグサ。GXR S10

コメツブグサ。GXR S10

これは、コメツブグサ。写真では分かりにくいのですが、本当に米粒のように小さな花です。全体として、シロツメグサを縮小コピーして、花を黄色くしたような感じです。そのシロツメグサと共存というか、隣り合って咲いていたりします。親子みたいな風情で、見ていて楽しいです。

コマツヨイグサ

コマツヨイグサ。GXR S10

コマツヨイグサ。GXR S10

コマツヨイグサ2。 GXR S10

コマツヨイグサ2。 GXR S10

こちらは、どうでしょうこの3〜4年くらい前から目にするようになりました。なかなかよく目立つ可憐な花ですが、外来種でコマツヨイグサという草のようです。ようするに宵待草の仲間です。このうち、花の色が白いものを月見草と言ったりするらしい。名前から古風な在来種を連想してしまいますが、この仲間はすべて外来種らしいです。特にこのコマツヨイグサは所によると、駆除対象にされているようです。

宵待草と言いますが、タローの夕方の散歩の時(だいたい18時頃)に咲き始めます。朝の散歩の時(5時半頃)にもまだ咲いています。宵待というのは、うまく名付けたものです。

さて、以下のものは全て外来種で、北米由来のもののようです。

ニワゼキショウ(庭石菖)

ニワゼキショウ(紫)。GXR S10

ニワゼキショウ(紫)。GXR S10

ニワゼキショウ(白)。GXR S10

ニワゼキショウ(白)。GXR S10

マツバウンラン

マツバウンラン

マツバウンラン

マツバウンラン2

マツバウンラン2

アメリカフウロ

アメリカフウロ

アメリカフウロ


少し調べてみると、本当に我々の身の回りで、普通に目にする草花は、もう外来種だらけというか、ほとんど席巻されているという感じです。それは、私たちの生活が、世界中から色々なもの、とくに農産物とか材木などの一次産品を輸入して成り立っている以上仕方がないような気もします。ただそれが、本当に必要とされてのことなのか、TPPのように世界中でお金と物を回すことで、よりお金を集めようとする魑魅魍魎に操られてのことなのかは別です。

月映(つくはえ)展に行ってきました

月映展チケット

月映展チケット

連休前に行ってきました。今から丁度100年前に出版された3人の若者の木版と詩で構成された雑誌です。その清新で美しいこと。CGもワープロもなかった時代の手彫りの版画の絵は、こんなにも生き生きとしているし、日本語のタイポグラフィは躍動感にあふれています。綴られた言葉も、その字が声を出して語りかけてくれるようです。65歳になったらパソコンやめるというのは、正しい。それにやめられるような気になりました。人生の最後の時間くらいは、こうしてタイプをして液晶に滲む文字で、言葉を使うのはやめよう。

ギャラリーショップで求めた絵葉書。どれも素敵です。

ギャラリーショップで求めた絵葉書。どれも素敵です。

あと、100年前とか、古いとか新しいとかは、関係ないのですね。若くて、貧してく、ひたむきであること。この3つが、何であれ清新で心に沁み入るような美しいものを作るための必須条件であると思いました。そうした若い人は、いつの時代でもいるし、私のようなもう若くない人間もいる。当たり前の話ですが、勘違いはしないようにしたいと思います。


月映展」は、名古屋栄の愛知県美術館で、5月31日までです。

今年も咲いた工房裏の雑草の花 2

ヒメウズ。このように下を向いて咲いている。 RICOH GXR S10

ヒメウズ。このように下を向いて咲いている。
RICOH GXR S10

これはヒメウズ(だと思う)。この花も、何年も抜いても抜いても咲いてくれます。小さな花で、しかも下を向いて咲いているため目立ちません。風にそよいだ 時など、その姿を垣間見れますが、しっとりとした風情の可憐な花です。ネットで見ると、撮影のために上を向かせた云々という画像もありました。うつむき加減に歩いている女性を、きれいな人だと言って、顎に手をあてて無理矢理上を向かせるような野蛮な所業に思われていやです。

同じくヒメウズ。 RICOH GXR S10

同じくヒメウズ。
RICOH GXR S10


オニタビラコ GXR S10

オニタビラコ
GXR S10

こちらは、オニタビラコ(鬼田平子)。昨年か一昨年あたりから見かけるようになった。それにしても、かたやヒメで、こなたオニというのは、いかにも不公平だと思う。

さて、いまさらこんな花など撮り出したのは、あたらしいレンズを買ったからです。正確にはRICOHのGXRのS10というカメラユニットになるのですが、2009年に最初に発売されたこのシリーズの最初のユニットになります。徒花に終わったGXRシリーズの在庫整理か、投げ売り状態で8,000円ほどだったので、買ってしまいました。前に書いた不要不急な嗜好品の類のひとつです。A16というユニットと画角はダブるのですが、こちらははるかに小型で(それこそGXRの真骨頂だったはず)、かなり寄って撮れるので、マクロ的な使い方が出来ます。と、物欲を合理化する屁理屈はいくらでも捏造可能なのです。

今年も咲いた工房裏の雑草の花

名前で損をしている花は、あるなと思う。これもその一つ。よく似ている園芸品種のワスレナグサよりも小さく、色も花の付き方も控えめで、気をつけていないと見落としてしまう。それこそ、ワスレナグサの名前がふさわしいと思うのに、キュウリグサという変な名前をつけられてしまった。たしかに抜くと青臭い匂いはするけれど、キュウリ臭いとは思わない。

キュウリグサ。GXR S10

キュウリグサ。GXR S10

GXR S10 これも今年になって買った。

GXR S10 これも今年になって買った。

もうひとつ、これも工房の裏のおなじみのカタバミ。これも抜いても抜いても、毎年律儀に咲いてくれる。

カタバミ

カタバミ

「フード・マイレージ」という言葉を教えてもらった

先日、50代最後の1年の始まりの日(←ややこしい書き方だ・・・)の前祝いという事で、地元の温泉で食事をごちそうになった。その時、フード・マイレージという言葉を教えてもらった(ウィキペディア 「フード・マイレージ」)。だから、その温泉の売店で、大分ではなくて三重県産の干し椎茸があったので買ったのだと・・・。なるほど。一般的な地産地消という言葉では見落としていた大事な観点がそこにある。

当然、ウッド・マイレージという言葉もあった(一般社団法人ウッドマイルズフォーラム)。『〇〇の木で家を建てる』という運動も、そうしたマイルズ(移動距離・エネルギー)を削減するという意味もあるのだと今さら知った。そうなると、我々が消費する家具材も、インドネシアなどの南洋材やシベリア材はけしからんが、北米や北欧産のものなら良かろうとはならない、やっぱり。私が使っているクリも、遠く離れた岩手や青森から持ってきたものだ。それはもちろん、自然なことではない。

フード・マイレージに戻ると、前掲のウィキペディアの記事によると日本が最悪かつダントツのマイレージ排出国のようだ。加えて最終消費者である私たちが、郊外型のスーパーや商業施設に車で乗りつけてまとめ買いするのも、マイレージを増やしているのだ。そうするとオバちゃんやオバアちゃん達のように、徒歩やママチャリで、地元の店やスーパーで買い物するのが一番自然でいいことなのだ。65歳で車をやめると言っている以上、歩ける範囲での店を守るためにも、買い物の仕方を見なおそうと思います。

下拵えをした鯵。愛知県産。こうした大衆魚でも、鯖などはノルウェー産だったりして驚く

下拵えをした鯵。愛知県産。こうした大衆魚でも、鯖などはノルウェー産だったりして驚く

65歳までに・・・ ひとつ抜けていました → 物を減らす!

65歳になるまでに止める事、する事には、大事なものが抜けていました。それは物を減らすです。別に、死んだ後、誰かに迷惑をかける云々ではありません。どうせなら軽やかに颯爽と過ごしたいと言う思いからです。

そう思って、年が開けてから4ヶ月足らずの間に買った不要不急な嗜好品の類をリストアップしてみました。情けないやら恥ずかしいやら嫌になります。とても全部お見せ出来ませんが、そのごく一端。でもすこし言い訳すると、本はわずか2冊、CDもわずか3枚。あるものをまず読む、聴く。次は図書館というのは、かなり板についてきました。

リムロック管・EF40。5本で2,000円という値段の問題ではない。

リムロック管・EF40。5本で2,000円という値段の問題ではない。

ダイアトーン・P-610DB(中古)。 全部捨てて、これひとつにするという言い訳がつく。

ダイアトーン・P-610DB(中古)。
全部捨てて、これひとつにするという言い訳がつく。