ノキシノブ

昨日は、城下町ウォッチ→城のある山へ登頂→おいしい食事 という粋で中身の濃い休日を企画してもらいました。ありがたくも嬉しいことです。58才となりました。途中からの雨もご愛嬌。晴れ男、晴れ女をそれぞれ自認してるものがバッティングするとお天道様がウザったく思って雨を降らすのか、なぜか雨が続きます。不思議なものです。

待ち合わせの前に、19の春に今はもう亡くなった叔父に連れられて歩いた所を覗いてみる。39年ぶりということになる。そこで見かけたもの。コンクリートの軒端(のきば)のしのぶということかな。

コンクリートに生えたノキシノブ

コンクリートに生えたノキシノブ GXR A12 28mm


百敷ももしきやふるき軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり

家にも百人一首のカルタはありましたが、もっぱら坊主めくりをするばかりで、歌などなにも知らなかったと思います。学校の古文の授業で習ったのでしょうが、私はこの歌がなぜか気に入って諳んじていました。ももしきモモヒキと読み替える子供らしいいたずらではなくて、下の句のなほあまりあるむかしなりけりという調子の良い語呂が気に入っていたような記憶があります。

sinobugusa2

裏をさらけ出されてしまった問屋街 GXR A12 28mm

再開発?

再開発? GXR A12 28mm

失敗

夕方からバタバタと用件が重なって、結局夜の8時前になりました。一日違うだけで、昨日は月の左にいた火星が、今日は月の上に。距離も離れています。換算で90ミリ程度の望遠でなんとかおさまるくらいでした。でも、結局ならんだ姿は上手に撮れません。露出を上げると月の姿が光芒の中に埋もれてしまうし、月をくっきり写そうと少し絞って(F8程度)、シャッタースピードも1/200くらいにすると、今度は桜や電線がシャドーの中に埋もれてしまいます。火星はセンサーのゴミほどにも残りません。目では、月も火星もくっきりと桜の枝や電線の上に輝いているのに残念です。せっかく弟にもらった重たいニコンの一眼レフを久しぶりに持ちだしたのに。

なにかやり方、撮り方があるのでしょうが、もうこれ以上カメラがレンズがとかやりたくないし、別に昨日の絵くらいでも構わないと思っているのでやめます。でもせっかくなので、月だけ撮った1枚。等倍表示で、いつもの横1200ピクセルになるようにトリミングしています。ちなみにこのブログで貼っている画像は、だいたい長辺1200ピクセルに縮小してあります。更に表示は基本的に横587ピクセルに統一されています。画像をクリックしてもらうと、1200の画像が表示されます。

NIKON D300 AF-S NIKKOR 55-200mm

NIKON D300 AF-S NIKKOR 55-200mm

ついでにこのD300、操作を思い出すためにバシャバシャ撮ってみた。シャッターとかミラーの機械的動作がシャキっと小気味よい。もう少し小さくて、軽ければいいカメラなのになあと思う。

NIKON D300 去年試しに撮った切り出し小刀

NIKON D300 去年試しに撮った切り出し小刀

こんどは火星

遅めの散歩に出ると、そうか今頃は火星が月のお供をしている。しかもその火星、今は地球に近いらしい。良い名前だ。本当に赤い。戻ってデジカメを持ち出すが、なんだこれはという絵にしかならない。ただ、こうした人工物と月の組み合わせの絵は好きだ。明日は満月、なんとかしたい。

電線の間のつもりがもろにかぶる

下手な絵だなあ。それに電線の間のつもりがもろにかぶる

年明けにニカワで遊んで、今は漆でいろいろ試している。とりあえずはまた拭漆の技法を確かめるようにトチの板に施す。なんだか手が既に漆にかぶれているように見えるのは、このデジカメ(GXR)のホワイトバランスがしょぼいせいです。

ヘラや刷毛を使う時は最近は素手

ヘラや刷毛を使う時は最近は素手、ただアマチュアの人はマネをしないほうが良いと思います。

仕事柄、鰹節は鉋で削る

今日は(日付では昨日になってしまったぞ)日曜日だけど、思う所あって昼から少し仕事をした。その分、まあいいかと思って夜更しをしてお酒を頂く。指から二の腕にかけて痒くなる。そうか、漆を触っていたのだと気がつく。あてはほうれん草のおひたし。先日雨中の花見の弁当に持って行った時に、醤油を忘れて削り節だけで食べた。ほうれん草も鰹もそれぞれの味があらためて良くわかったように感じておいしい。これまでちゃんと味わっていなかったのだと思って、以降は何もかけずに頂いている。

おちょこは、天目茶碗(再現品)ということらしい。やはり頂きもの。

能古見もこれで終わり

能古見もこれで終わり。すいません、食べ散らかしを酔っぱらいの絵です。

花粉に負けずに春の風にあたりました

物を捨て、建具まわりの足元もすっきりとした実家に春の風を通す。花粉も引き入れるが溜まったよどんだ気を逃がす。日があたること、風が通ること、そのためにも不用な物を持たない、置かないことが健康な住まいの基本だとあらためて思う。同じような事を、先月の展示会に来てくださった同世代の少し境遇の似た人と話していた。商売は?とは後で思った。

重たいくすんだ色の冬のコートや上着をしまう。今年手を通さなかったものは捨てることにする。年を重ねて体もだらけて、くすんでくるのは仕方がない。でも、というかだからこそ、せめて明るいきれいな色のものを身につけたい。春色のセーターも仕舞いこんでいても仕方がない。仕事着としても使おうと思う。

sweaters

多くは頂き物の春のセーター、仕舞いこんでいても仕方がない

 

雑種犬タローを連れて川原を歩く。1メートルほどの距離で横を通りすぎても鳩は逃げない。タローも気に留めるでもなく通り過ぎる。早朝は、鴨の群れが川原に羽を休めている。3メートルほどの距離に私達が近づくと、ようやくヒョコヒョコと岸辺に向かう。逃げるというより、面倒臭いがまあ習慣だから仕方ないかという感じか切迫感のようなものはない。やはりタローも追いかけるでもない。気にもとめていない。こうした鳩や鴨を警戒心を失った平和ぼけした存在と考える、また追いかけるどころか気にもとめない犬を本来の狩猟本能をなくしたフヌケた存在と考えるか。あるいは逆に、ごく基本的な生存環境が満たされていれば違った種類の動物同士、警戒感とか狩猟といったその野生の生存本能すらゆるめて平和に共存できると考えるか。

もちろん私は後者です。ぶっちゃけた話、私達の日本国憲法の前文と第9条の精神と言うのはそういうことだと思います。それに対して憲法を変える、集団的自衛権とやらを解釈改憲で合法化するというのは、鳩や鴨にそんなのんびりしていては食われてしまうぞと脅す、犬にはお前もいつまでもエサを与えてもらえると思ったら大間違いだ、自分で鳩ぐらいとって食う根性がなくてどうするとけしかけることです。それで大事なことは、そうすることでお金がまわり儲かる一部の人達がいるし、これまでもいたということです。騙されてはいけません。


日本国憲法

2
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
3
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
4
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

「エビ川」名残りの桜

そもそも桜に「心」なんてものはありませんから、けっして「墨染めに」なんて咲きません。3年前の春ですら、そうだったんですから。

ただ、見る人の心は投影します。その時々の境遇や、過ぎ越し齢(よわい)にもよるでしょう。私は、40代に2年おいて2回、ある病気で入院したのがいずれも3月で、出てきたのはその末でした。あの時、下手をすればもう見ることが出来なかったかもしれないのかという思いで眺めたことは、やはり思い出します。

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm  ピースサイン!

NIKON1 V1 1NIKKOR 10mm
あら、ピースサイン!若さがうらやましいです

 

タブレット端末を買いました

もう先々月(2月)のことになりますが、7インチのタブレットを買いました。特定の業者の宣伝はしたくないので、機種とか込みで契約したプロバイダーの具体名は省略します。契約内容は、ざっと以下のようなものです。ただし、金額は消費税値上げ前のもので、現在はその分高くなっています。またキャッシュバックも3月31日まででした。

  • 本体価格39,800円(10,000円のキャッシュバックあり)
  • パケット通信用SIM・月額料金380円(ただし、月30.5MBまで、それを超えると2,480円、それと本当は730円だった)

ざっとこんな感じなんですが、やはりよく読むと落とし穴があるのもで、SIMの月額料金にはユニバーサルサービス料と称して350円が加算される。それと、契約の1年しばりがちゃんとある。月額のSIM使用料は、実質730円なのだが、ネットの広告では堂々と380円というのを大きな文字で強調している!これって不公正な取引に当たらないのだろうか?

それでもここで契約したのは、やはりキャッシュバック込で29,800円というのは安いと思った。それに多分SIMをつかったモバイル通信というのは、あとで触れるように、私の場合緊急避難用というか、実際にはほとんど使わないだろうから、こちらも安いに越したことはない。契約の縛りというのは、私は大嫌いなのですが、まあ月800円程度で、1年なら我慢するかということです。1年経って、不用と思えば解約すればよいし、やはりモバイルもあったほうが良いと感じたら、その時点で自分に合ったプランのところをまた探せば良い・・・

そもそもタブレットを買ったのは、外泊や打ち合わせの時などに持ち歩いていたlenovoのノートパソコンが壊れてしまったからです。今は、ビジネスホテルはもちろん釜ヶ崎の簡易宿舎レベルの宿でもWiFiな環境はある、やはり端末は欲しい。だが、使うのはせいぜい簡単な調べ物かメールくらいだからノートパソコンのような大層なもの必要ないし、だいいち重い。なら、タブレットでいいんじゃないか、今スマホのSIMフリーの流れの中で安いSIMが色々出ているので、4GとかLTEとかいうモバイル対応のタブレットにすれば、いざという時にはそちらでも使える。

色々聞いてみると、これまでスマホを使っていた人たちの何人かは、契約の縛り期間が終わった段階で、契約を解除してガラケーに戻っています。料金が高い、電池が持たない、そもそも必要なかった、などが理由のようです。それで、スマホはWiFi専用の小型PCと割りきって使う、または最近の格安SIMを契約してモバイル端末として使うということのようです。

さて、そのタブレットをこの一ヶ月あまり、どういう使い方をしてきたですが、詳しくはまた別の記事にしますが、そもそもの思惑通りこれまでのノートパソコンの代わりという事で、あまり持ちだしていません。モバイル契約に制限をつけたこともあるし、スマホの代用としては大きすぎる。それで、スマホ中毒というかネット中毒になって、歩きながらでも犬の散歩をしながらでも背中を丸めて小さな液晶を覗きこむ亡者の群れに入らずにはすみそうです。

「エビ川」の桜 その2

今の桜の多くは、人によって手が加えられて植え育てられたものです。そこに、この季節は人が集う。ですから、桜の絵というのは人や人が作ったものと一緒にあるほうが自然だと思います。

NIKON V1 1NIKKOR 10mm

NIKON V1 1NIKKOR 10mm

NIKON V1 1NIKKOR 10mm

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NIKON V1 1NIKKOR 10mm

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RICOH GXR A12 50mm

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RICOH GXR A12 50mm

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