木のある暮らし展の在廊予定とワークショップ

8日のワークショップで作る鍋敷き

8日のワークショップで作る鍋敷き

第12回 木のある暮らし展 の在廊日は、今の所7日午後と8日(土)・9日(日)の予定です。8日は11時から私の担当するワークショップも行われます。昨秋の木の仕事展IN東海でも好評だった家具用高級材を使った鍋敷き作りをやります。一緒にstackの佐川瑞人さんの箸作りもあります。佐川さんは、私と一緒にこの展示会に12年連続で参加しているベテランですが、元ジャニ系という感じのイケメンです。その面でもお得感があります。私?私は残念ながら、ただのでかいオッサンです。

portrait

この絵は、別の展示会のプロフィール用に自分で描いたものです。少しは謙遜して3割引くらいのつもりで描いたのですが、その時の他の同業者連中に言わせると、そのものだそうです。初めての方、久しぶりの方、これで見つけて声をかけてくれると嬉しいです。

今朝は、ひばりが鳴いていました

今朝は、雨上がりの川原で今年初めてひばりのさえずりを聞きました。

月も新月に近く、朝の金星もひとり輝いているように見えます。たしかシューベルトの歌曲で、星よ、なぜお前は一人ぼっち・・・とか言った歌詞のものがあったなあ、マイアーホッファーだったけ?探したら、"Abentstern D806" 。あら、夕方の星だった。

夕方、早く仕事を切り上げて名古屋大曽根の三光堂さんへ。老舗の高級文具店で、上品なご夫婦がやっていらっしゃるそれはそれは気持ちの良いお店でした。

いつ雨が降るかという曇り空に湿った生暖かい風の吹く妙な天気でした。名駅前での一枚。このGXR A12 28mm というカメラとユニットの組み合わせで都会を撮ると、なんだか昔見た古い無声映画時代のSF怪作、フリッツ・ラングの『メトロポリス』の絵のように写ることがあります。

GXR A12 28mm

GXR A12 28mm

月も並んでいる

ISO3200だと、金星もノイズに埋もれてしまいます GXR A12 28mm

ISO3200だと、金星もノイズに埋もれてしまいます GXR A12 28mm

せっかくならんでいるのに、月の方が金星にそっぽを向いているようにも見えます。まあ、先月は逆でしたけどね。

散歩カメラ・RICOH GXR

早めに切り上げたと言っても、軽トラで京都往復というのは少々疲れます。今日は、日曜日という気の緩みもあってか寝過ごしてしまいました。

南の空に朝の月

南の空に朝の月

あと、先週見つけた素敵な景色。いずれもGXRに、珍しく50mmを付けて自転車で。

GXR A1250mm

GXR A1250mm

GXR A12 50mm

GXR A12 50mm

 

テレビボードの納品

昨日、無事京都のお宅へ納品出来ました。上手く生活感も演出してもらって撮影させてもらいました。部屋に合わせた家具なので、テレビボードもセンターテーブルも単独で工房で見るよりもいい感じです。

納品の終わったテレビボードとセンターテーブル

納品の終わったテレビボードとセンターテーブル

京都は、霙混じりの空模様でしたし、今日が法事ということもあって寄り道なしで帰るつもりでしたが、お施主さんお勧めの下鴨高木町の美玉屋の「黒みつだんご」買って、河井寛次郎記念館に寄りました。記念館では、寛次郎作の犬張り子のお菓子入れが見たかった。本当にそれだけ見たさで得心して、いつもの一筆箋を買って帰りました。念願の上七軒の日栄堂のみたらし団子も、三度目の正直で食べることが出来たし、気分的にも満腹でした。

河井寛次郎作の犬張り子のお菓子入れ

河井寛次郎作の犬張り子のお菓子入れ

マンガ描きも、木工屋の技能のひとつだと思う

先週の大雪で延期してもらった納品に明日伺います。チェリーのテレビボードです。

チェリーのテレビボード

チェリーのテレビボード

抽斗には、DVDとCDを収納。全開き。

抽斗には、DVDとCDを収納。全開き。

 

そろそろ四角四面の作りから抜け出したいと思いつつ、いざとなるとこうなります。まあ、これは昨年のうちにお施主さんと打ち合わせて、大きさ・仕様とだいたいの形を決めていたので、そのイメージ通りなんですけどね。色々事前にお話を聞いて、最初に描いたラフスケッチ(業界ではマンガと呼んでいます)を参考までに見てもらいます。もちろん、正式に発注をしてもらった段階でちゃんとしたCAD図面も描くのですが、一般のお客さんの場合、CADの三面図よりもこうしたマンガの方が分かりやすいようです。色々な要望や、仕様変更も最初のマンガを元にして最後までそれで通す事が多いように思います。

drawing2

ちなみに下のものは、水組のウォールナットセンターテーブルの最初のスケッチです。これも、だいたいそのまま形になりました。

drawing1

ウォールナット・チェリーのセンターテーブル

ウォールナット・チェリーのセンターテーブル

こうしたスケッチは、小学校の図画の授業を受けていれば、多少の巧拙はあっても誰でも描くことができるものだと思っていました。でも、お客さんに絵を描いてもらうとかえってイメージが混乱することがあります。頭の中にあるイメージと書かれる絵に全く関連がない、縦横高さの比率も滅茶苦茶、要するに絵になっていないわけです。ですから、お客さんが家具にしろ木工品にしろ、なにかご自分のイメージとかプランをすでにお持ちの場合、それを言葉で聞いてこちらでそれを絵にするのが一番確実で手っ取り早い。描いているうちにお客さんが覗いて、あ!そうそう、そういう感じ!とか言って喜んでもらうと、それだけで仕事が半分終わったような気になります。

こうしたスケッチ描きも、多少は適性もあるでしょうが、仕事の中で培われる別注家具屋の能力のひとつだと思っています。

トチの木 その3

たましひのやうやく休息(やす)むときを得て千の)の葉を捨てし栃の樹

図書館で借りた『斎藤史歌集 記憶の茂み』の中の一首。昨晩、床に入ってから読んだもの。

斎藤史さんには、認知症の盲母を詠んだ一連の鬼気迫るような歌があります。それらは安直に引用するのが憚られるようなものです。興味のある人は、図書館などで、お読み下さい。

晩秋のトチの木

晩秋のトチの木

第12回木のある暮らし展に出展します

私が長らくお世話になっているNPO法人・まどりさん主催の、第12回木のある暮らし展に、出展いたします。是非お越しください。私の他にも、5人の工房家具を営む人も参加します。主催者のまどりさんの活動趣旨にそって、出展される家具・木工品はすべて合板類、VOC(揮発性有機化合物)を含む接着剤・塗料を使用していないものに限られています。

  • 主催;NPO法人まどり
  • 日時;3月4日(火)〜9日(日) 9時〜17時
  • 場所;近畿中国森林管理局森林のギャラリー 大阪市北区天満橋1丁目8−75

詳しくは、こちらにPDFファイルを置いておきます。ご覧ください。

なお、私は8日(土)、9日(日)は終日在廊予定で、8日はワークショップを担当します。そのほか平日も適宜駐在予定ですので、来場される場合は事前に声をかけて頂けば幸いです。

E-mail roktal@d6.dion.ne.jp   携帯 090-2701-6403

12回木のある暮らし展