ひさしぶりにアームチェアを組みました

明後日、4日(火)から第12回木のある暮らし展が始まります。明日は出展者の搬入日です。

アームチェアの組み立て

アームチェアの組み立て

今回、私の仕事の中では数少ない定番であるアームチェアをウォールナット、クリでそれぞれ組み立てました。パーツの木取りはまとめてしてありますし、外注の牛革を貼った座も余分があります。それでも、南京鉋や様々な小鉋を使って削り、組んでからも切り出しや刳り小刀などで持ち出しと言われる接合部分を削りださなくてはなりません。それが終わると、私の嫌いなサンディングをひたすら行います。

切り出し小刀でアームと後脚の接合部を削りだす

切り出し小刀でアームと後脚の接合部を削りだす

どうでしょう、この椅子は10余年の間に、100脚は作ったでしょうか?店舗用にまとめて作った分もありますので50は確実に超えています。しかし、やたらと手がかかるため、この2、3年は展示会用にも作ってきませんでした。でも、あたらしい椅子の構想のためにも色々考えながら作っていきたいと思っています。

明後日からの展示にお時間の許す方は、ぜひいらして下さい。