コンビニにおいてあった観光案内の地図を見て、昼休みに行ってみた。講座が開かれている有料老人ホームから自転車で5分程、ただし登り坂が続く。いかにも古い城下町の山の手という風情の住宅街の中にあった。2本並んでいるのか根は共通なのか、よくあるすっとした楠の巨木ではなく、強い樹勢と荒々しいばかりの姿を持つ。おそらくかつては他の競合する樹木と光を奪い合いながら、それを圧倒してきたのであろう。そうした野生の強さとおぞましさのようなものすら感じる。
残念ながら、その姿・醸し出す空気のようなものをカメラにうまく収めることが出来ない。