さて、一昨日修了試験があり、今日が修了式。昨日は一日空いており、梅雨の中休みで晴天らしい。また週末は天気が崩れると予報されている。一月半ほども介護の勉強が続いて、最後は看取りに関することだった。やはり色々思い出されて気分がクサクサしていたこともあって、思い立って「山」に出かけることにしました。
昨秋出かけたトチ・ミズナラのコース。途中、あれ、こんなにサワグルミが多かったかなと思って歩を進めると、またこの雷に打たれたブナに出会った(→ブナ)。前回と同じ道に迷い込んだ事になります。次、3度ここに来ることになったら、この瀕死のブナが私を呼んでいるのだと思うことにします。あるいは、今朝早めのタローの散歩の時に川沿いの対岸でずっと向かい合って歩を進めたキツネに憑かれたか?さらにこの日は、珍しくもテンに出会った!沢にひょっこり現れて、こちらを気にする風でもなく尾根に向かい倒木の中に姿を消す。テンは、狸よりもキツネよりもたち悪く人を騙すとか言うんですよね、確か。
もうあのミズナラは、土に還るというより倒れた姿がすでに環境そのものになりつつあります。
千の掌の葉
を再びまとったトチ(→トチの木 その3)。
峠の入り口、山
の門番のように見ていたトチの樹も、既に立ち枯れて久しいのだとあらためて気が付きました。
私の好きなブナの樹。樹の写真ではありがちですが遠景ではその幹の立派な力強い様子が伝わりにくい。