「山」に樹を見に行く 2 白い花など

先日行った「山」では、深緑の中で白が目につきました。

まずは、ヤマボウシ。ヤマボウシの名は山法師からきているとありますが、そう言えば白い花弁(ガク)が時代劇などの叡山の僧兵のかぶり物のように見えたりします。

ヤマボウシ

ヤマボウシ GXR A12 50mm

続いて、ウツギ。卯の花です。おからの事を卯の花と言ったりしますが、なんとなくそう見えてくるから思い込みというのは恐ろしい。木工屋にとっては木釘の材料として知られています。ウツギは山と言わず平地の際にもよく見られるので、頂戴して自分で木釘を作ろうといつも思うのですが、ヨキとか鋸とかを持参していないので、いまだにかないません。

ウツギの花(卯の花)

ウツギの花(卯の花) GXR A12 50mm

あと車で走っていても目につくのはマタタビの花と葉です。これも山の際に自生するツル性の植物で、この時期には葉を白く塗ったようになります。

マタタビの花と葉

マタタビの花と葉 GXR A16 55.5mm(85mm相当)

変わったところでは、モリアオガエルの卵。画像では杉の木にたくさん産み付けられています。切り株に産み付けられているのは初めて見ました。枯死したか伐られたかで他に適当な木がなかったのでしょう。

杉の木に産み付けられたモリアオガエルの卵

杉の木に産み付けられたモリアオガエルの卵

切り株に産み付けられたモリアオガエルの卵

切り株に産み付けられたモリアオガエルの卵