徳島からお客さん、ダイアトーン・P-610 を聴く

15日(月)は、わざわざ徳島からお客さん。ダイアトーン・P-610のスピーカーボックス(エンクロージャー)を引き取りに来てくださった。事前のメールでタローのご指名があったので、ふだん連れていかない工房へ繋いでおいた。私が席を外している時に、そのお客さんがお見えになって、私より先に友だちになっていた。聞けば、同じような雑種犬を飼っていて、ブログの写真を見て是非会いたかったとの事でご指名となった。携帯に収まったその飼い犬(コジローだったか? 失礼、小太郎でした!あら、コタローだ・・・)の写真は、本当にタローとよく似た日本の雑種という風情の元気そうなヤツだった。

ダイアトーン・P-610 バスレフエンクロージャー。チェリー、クリの全て無垢板。

ダイアトーン・P-610 バスレフエンクロージャー。チェリー、クリの全て無垢板。この小さなユニットが良く鳴る!無垢板のエンクロージャーは、内部にほとんど吸音材を入れていないが、いやな音で振るえない。

私のホームページを見て注文を頂いたのだが、実は色々とほとんどニアミスとも言えるような共通の知人・友人がいる私より少し年長の方だと分かって、よく云われる事だが世の中は狭い。その分、基本的なものの考え方もお互い窺い知れて肩肘張らずに話せる。飼っている犬が同じ雑種だというのも嬉しい。ペット(ある意味友だち)をブランドで選ばないし、生き物をお金で贖うことをしないということだ。やはり前日の選挙結果のことは、もうニュースも見る気がしないとのこと。

オーディオの事も、オカルトめいた機器自慢ではなくて、基本自作派なので話は合う。作らせてもらったものと、私の普段使いの平面バッフル300Bシングルで暫し音楽を聴く。持って来られたBBキングは、圧倒的にP-610の方が快適だ。ベースの音もちゃんと聞こえる。10年あまり親しんだこの平面バッフルだが、もう一度P-610を使ったスピーカーを自分用に作ろうと思った。