わかれにし心の闇に迷ふらしいづれか阿字の君がふるさと
『良寛歌集 ─ 吉野秀雄 校註』 東洋文庫556 平凡社
注)
阿字とは、何となく曲学阿世とか阿諛という言葉から類推して、阿 るという意味かと思ったが、校註によると梵語12母音の初韻で、一切万有の本源の象徴とある。
良寛和尚にそっと諭されている、あるいは迷ふ
こと自体を許されているようにも、今の私には読めます。
今しばらく迷い惑ってみる、みるべきだと思っています。
わかれにし心の闇に迷ふらしいづれか阿字の君がふるさと
『良寛歌集 ─ 吉野秀雄 校註』 東洋文庫556 平凡社
注)
阿字とは、何となく曲学阿世とか阿諛という言葉から類推して、阿 るという意味かと思ったが、校註によると梵語12母音の初韻で、一切万有の本源の象徴とある。
良寛和尚にそっと諭されている、あるいは迷ふ
こと自体を許されているようにも、今の私には読めます。
今しばらく迷い惑ってみる、みるべきだと思っています。