釘も鉄も(ガラスも布も紙も)使うぞ! ←というのを暫くはテーマとしたい

20ミリのアングルを溶接してもらった。これを吸い付き桟に埋め込みナラの脚をネジ止めする

20ミリのアングルを溶接してもらった。これを吸い付き桟に埋め込みナラの脚やヌキをネジ止めする

工房のはす向かいの板金屋にお願いして作ってもらいました。スチールのアングルを溶接してもらいましたが、寸分違わぬ精度と申し訳ないような値段でした。M3.1の木ねじ用にたくさん開けてもらった皿穴もピッタリで、当たり前ですが、さすがにプロです。

これは、左に立てかけてあるナラのテーブルの脚の一部分というか補強パーツになります。3月3日(火)から8日(日)まで大阪で開かれるNPOまどりさん主催の第13回木のある暮らし展に出展します。

これまでは、仕事としての木工という観点から、自分でいくつかのタブーを作って来ました。昨年あたりから、そうした事をやめて、もっと自由に、自分の発想とか志向を素直に形にしたいと思うようになりました。シンプルとかモダンとか、ナチュラルとかはもういいや。煮え切らない性格のゆえもあって、劇的にとまではいかないのですが、組み手や構造を積極的に見せるスケルトン・シリーズとか、色漆を使うとかがそれのつもりです。今年からは、金属とかガラスとか異種素材を、見える形で使っていこうと思っています。その第一弾となります。