暫く更新を怠った間の事を書かせてもらいます。
第13回 木のある暮らし展
お詫び
第13回・木のある暮らし展では、このブログで出展を予告していたものを出せませんでした。タローシリーズとか勝手に言っていたテーブルは拭漆の仕上げも含めて一応完成していた。しかし、どうも天板と脚部の結合が強度的に問題があり、こうしたものを展示するのも憚られたのでやめました。もう一つヒノキの薄板を使った収納棚も搬入を遅らせてもらったにも関わらず結局間に合いませんでした。それを期待して来てくださった方も実際にお見えになったようで、本当に申し訳なく思っています。近々、ホームページで詳細は掲載させてもらいます。
ありがたい来場者
ただ、そうしたこちらの怠慢にも関わらず、今回の第13回木のある暮らし展にはありがたい(今風にサプライズド)な人に来て頂きました。
一人は、弁護士の永嶋靖久さん(枚方法律事務所)。残念ながら私が他のお客さんと遅めの昼食に出た間に来られてお会いできませんでした。会えば30数年振りでした。その間とくに連絡をとり合っていたわけではないのですが、ブログは見ていただいていたようです。後でお礼のメールを差し上げた所、扇町公園での反原発の集会に参加して、デモ出発までの短い合間に来て下さったとのことでした。私よりたしか2学年ほど年長で、当時、日本共産党と民青同盟の牙城であった法学部で数少ない少数派の活動家としての颯爽とした姿を記憶しています。対応したスタッフから聞いた容貌などの印象から別人かと思ったのですが、まあそれはお互い様です。活躍ぶりは伝え聞いてはいましたが、権力やメディアにおもねって変節する連中がいる中で肝心の志が変わっていないのは嬉しい限りです。
もう一人、遠く東京からのお客さん。1年前に依頼されたものの一つがまだ未納で、心苦しい。特に改めて督促はされませんでしたが、たいへん失礼しております。いつも頂く舟和の芋ようかん、美味しいです。
三人目は、これも私のブログを見てわざわざ東京から私の担当のワークショップに参加してくれた若いY君。結局、その長身痩躯なイケメンぶりから主催女性スタッフの関西ノリに巻き込まれて、翌日も半スタッフのような扱いで手伝ってくれました。かれは今月末に私の工房に来て暫く滞在してくれることになっていますので、その時にあらためて紹介します。
杉山裕次郎さんのブログ・工房通信悠悠
今月中旬の2日くらいの間、このブログのアクセス数が、IPカウントで1.5倍ほど、ページビューで2〜3倍ほどに急に増えました。これまでもオーディオ関係の記事が掲示板などに貼られたりして急にIPカウントが増えることはありましたが、その場合は特定の記事目当てですので、ページビューもほぼ同じ程度にしか増えません。リファラーというリンク元を辿ると工房悠の杉山裕次郎さんのブログ・工房通信悠悠で震災ボランティアへの関連で紹介していただいておりました。木工の先達として陰ながら私淑しており、また震災時の敢然とした行動から、その行動力と義侠心を深く尊敬している方なので、ありがたいことです。また、杉山さんの発信するブログの影響力は、場末の私のそれとは大違いの大きさだと思いしらされました。ちなみに、震災ボランティアの時は他の知人の木工屋連中から、杉山さんの「暴走」を抑えるお供として服部は適任だとか言われていたようです。他の若造では無理だとか・・・。