今度は、毎朝夕の雑種犬・タローの散歩にGXR+S10を持ちだしています。いつものエビ川の堤防です。
シロツメグサ
こちらは、おなじみのシロツメグサです。クローバーと言ったほうが分かりやすいかもしれません。この堤防に咲く雑草の花というのは、その推移が激しく、ほぼ1周間ほどで代わっていく感じです。その中で、このシロツメグサはしつこいというか、かなり花期の長い方だと思います。
コメツブグサ
これは、コメツブグサ。写真では分かりにくいのですが、本当に米粒のように小さな花です。全体として、シロツメグサを縮小コピーして、花を黄色くしたような感じです。そのシロツメグサと共存というか、隣り合って咲いていたりします。親子みたいな風情で、見ていて楽しいです。
コマツヨイグサ
こちらは、どうでしょうこの3〜4年くらい前から目にするようになりました。なかなかよく目立つ可憐な花ですが、外来種でコマツヨイグサという草のようです。ようするに宵待草の仲間です。このうち、花の色が白いものを月見草と言ったりするらしい。名前から古風な在来種を連想してしまいますが、この仲間はすべて外来種らしいです。特にこのコマツヨイグサは所によると、駆除対象にされているようです。
宵待草と言いますが、タローの夕方の散歩の時(だいたい18時頃)に咲き始めます。朝の散歩の時(5時半頃)にもまだ咲いています。宵待というのは、うまく名付けたものです。
さて、以下のものは全て外来種で、北米由来のもののようです。
ニワゼキショウ(庭石菖)
マツバウンラン
アメリカフウロ
少し調べてみると、本当に我々の身の回りで、普通に目にする草花は、もう外来種だらけというか、ほとんど席巻されているという感じです。それは、私たちの生活が、世界中から色々なもの、とくに農産物とか材木などの一次産品を輸入して成り立っている以上仕方がないような気もします。ただそれが、本当に必要とされてのことなのか、TPPのように世界中でお金と物を回すことで、よりお金を集めようとする魑魅魍魎に操られてのことなのかは別です。