雑種高齢犬・タローの散歩は、伊勢湾に向かってほぼ真っすぐ東に向かう川の堤防沿いが主なコースになります。往路はその堤防沿いを海に向かって、したがって東に向いて歩きます。今頃の朝の5時というとまだ暗く東の空には金星が輝いています。昔、通った中学校の辺りに架かる橋のたもとで折り返し、今度は西に向かって歩くと満月が迎えてくれます。皆さんが夜半に東の空に愛でる金色に輝く月ではなく、この明け方の月は白く控えめに、でも白みかけた空を、さらに西から明るく照らしてくれています。夜ふかしせず、早起きな人間や生き物たちを金星や明けの月が別の顔で迎えてくれます。
画像は、酷暑と言われた8月の初めに東京から来て仕事を手伝ってくれたユーガー君の撮影したものです。すっかり懐いたタローの散歩までお願いしていました。ハッセルブラッドの大判(6×6)2眼レフで撮ったもののようですが、明け方のまだ暗い中で、よく鈍重な大判カメラで犬を写したものだと感心します。
色々な事情と仕事の都合から、盆明けから世間で言うシルバーウィークの終わりまで、ほとんど休みなく働いておりました。やはり色々体にガタが出ています。もう無理がきかない体になっているのは分かっていますので、残業などはしないようにしています。それで8時から5時というルーティーンを守っていても、週に一度は休日を取らねば一ヶ月はもたない。無理がきかないというより、頑張れない体になっているのだと得心しました。
さて、遅ればせながら夏休み兼シルバーウィークとやらの代替を取って、明日から暫く沖縄に行ってきます。辺野古の海を見てきます。