期日前投票に行ってきました。
比例区は「福島みずほ」(社民)、選挙区は「芝ひろかず」(民進)と書きました。

昨日、期日前投票を済ませてきました。比例区は、「福島みずほ」(社民党)、選挙区ではいやいやながら民進党の候補に入れました。今回は、自民党に対抗する野党統一候補ということで、共産党が候補擁立を控えたので仕方ありません。それでもまだ忸怩たる気分が抜けませんが、共産党や社民党の皆さんは、内心はもっと残念な思いをしていることでしょう。まあ、広報の公約に自民党による憲法9条改正の流れを止め、平和を守るとあるので良しとします。

公選法上差し障りがある?でも、自宅の写真を自分のブログにあげただけです。

公選法上差し障りがある?でも、自宅の写真を自分のブログにあげただけです。

投票後、例によって、某新聞社の腕章をした人間が出口調査と称して寄ってきましたが、お断りしました。少し前の選挙の時でしたが、朝日新聞を名乗る非通知の電話がかかってきて、無作為抽出で選挙の事前アンケートをお願いしたい云々。たどたどしいいかにもアルバイト風の感じの声でした。もちろん断りました。なぜ非通知の電話に、私の個人情報(年齢・職業・性別)や政治思想や行動を言わなくてはならない。協力してほしかったら、まずは番号通知にして、このアンケートの企画部署とその責任者と君の名前を明らかにしてからかけ直せと言って切りました。ふざけたことに、何日かしてまた非通知で、同じ声で朝日新聞だがアンケート云々の電話がありました。この時は、さすがに腹がたって、何日か前にちゃんと理由を挙げて断ったはずだ、責任者をだせ、無理なら名前だけでも教えろと怒鳴ったら、今度は向こうから電話を切ってきました。

それをきっかけに、この新聞を定期購読するのをやめました。もともと妙に上から目線で権威主義的なこの新聞も好きではなかったのですが、この傍若無人で稚拙かつ横柄ともいえる調査方法に嫌気がさしました。他に選択肢もないとて惰性で続けていたのです。

もう、テレビを中心にマスなメディアは選挙もワイドショーのネタのような扱いです。当落予想など競馬の着順やや野球の順位予想かのようです。風だの政局だのと、なんの得にもならないのに勝ち馬の乗るようにしむけているとしか考えられません。こうして、本来のそして自民や公明が意図的に隠している争点をますます見えなくしています。私は、もうかなり以前から選挙関連のメディア情報は見ないようにしています。そのかわり、選挙広報や政見放送とビラの類はしっかりと読みます。

もし、ワシントン・ポスト紙が日本で発行されていたら、今回の選挙では、自公及び改憲勢力以外への投票を呼びかけているでしょう。知られているようにアメリカ合州国の有力紙は、選挙の前には自紙の選挙争点への見解と支持政党を表明します。トランプに対しては、早い段階で批判を加えています。今回は、本当に問われてるのは憲法の改正問題です。それに加えて、政権党と権力による報道や表現などへの有形無形の規制が、ある危険な一線を越えようとしていると感じます。メディアにとってそれは死活問題なはずですが、もう抵抗する気概さえなくしているのでしょうか。