油ふ味噌汁

登米で買った油ふと石巻で買った味噌で、味噌汁を作る。住田町の旅館と登米の郵便局員の及川さんのお宅で頂いた味噌汁がおいしかったし、祭りの中、登米の定食屋で食べた油ふ丼もいけた。

味噌は、いかにも塩分が多そうだったので、かなり薄めに溶いたつもりだったが、それでも塩辛い。毎日続けると確実に血圧があがりそう。あちらでいただいた時はそうも感じなかったのだが、やはり食材というのは、その風土の中で食すべきものなのだ。しかし、これだけでご飯がじゅうぶんいただける。味噌も油ふも相応に日持ちしそうなのでおかずに困ったとき良い。

ちなみに、私は料理が好きで三食自炊を基本にしている。食材も、調理法も別にこだわりはなく、普通にスーパーで売っているものに簡単に火を通し、またそのままいただいているだけだ。ただし、出汁はちゃんと自分で取るのと、味噌や醤油は地元産の少し良いものを求めている。遠方に行ったときも、特に名物と言われるような物は求めないが、今回のように味噌とか醤油などを目にすると買うことにしている。野菜などの食材も含めて画一化してきていると言われて久しいが、こういたものはまだまだ地方色がそれぞれ濃く残っている場合がおおく楽しい。しかし、結局は普段は地元の味噌と醤油を使っている。やはりそれが、この土地にあっているし、体がそれに慣れているのだろう。

東北で買った材で作った油ふ味噌汁