スワンもどきの制作開始

詳細図の作成で難渋していたスワンもどきの制作にようやく入る。今回はタイプ1のものにする。連休の間、蕎麦打ち修行の後ずっと聞いていて、おそらくはオリジナルの雰囲気を持っているのはホーンの形状や定数にほぼ準じたタイプ2の方だろうと思った。24畳の工房で大きな音で鳴らすと威力を発揮するのだが、10畳和室に持ち込むとボンボンした中低音、ざらついたボーカルなどアラが目立つ。バラック作りのガタガタのエンクロージャーのせいとも思うのだが、タイプ1ではそれも目立たず要するに好きな音なのだ。

スワンもどきパーツ

構想やスケッチ、それに制作図面段階の組み手設計などではいつも優柔不断でとんでもなく時間がかかってしまう。その割にいつもごく普通のものになってしまうのだが。ただし実際の制作に入ると私は比較的手の早い方(雑?)だと思っている。今日も矧ぎも含めた材の木取りと面出しをほぼ終える。