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長岡式 スワンもどきの試作2種

長岡鉄男さんは、もう亡くなって10年以上経つがその設計したスピーカーシステムはいまだに制作例をたくさん見る。信者といわれるほど熱烈な支持者もいらっしゃるようだ。スワンaはその代表作でもあり、適当に改造したものをスワンと呼ぶとおおかたの支持者のお叱りを受けそうだ。これからは、スワンもどきと呼ぶことにしたい。

スワンもどき2種のバラック組

さて、そのスワンもどきを2種類バラックで組んでみた。左は、オリジナルのホーン長、ホーンの広がり係数に従っもの。これを左右一体型で作ってオーディオラック兼用としようという構想(スワンもどき2)。右は、スワン型のスピーカーというものが一度聞きたくてとりあえず作った物。いまある和風オーディオラック(画像)と奥行きと高さと見た目の雰囲気を合わせて、単体スピーカーとして構想している(スワンもどき1)。ホーン長・1750ミリ、ホーン広がり係数・1.12と若干小型となっている。

スワンもどき1

スワンもどき2種類のホーン形状

スワンもどき1のホーン形状 (ホーン長・1750ミリ 広がり係数・1.12)
X スロートからの距離 (cm) Lx ホーン断面積 (cm²) L1 ホーン幅 (cm) L2 ホーン高 (cm)
0 36 6 6
35 53.5 6 8.9
94 104 6 17.4
130 157 17.4 9.0
175 262 17.4 15.0
スワンもどき2のホーン形状 (ホーン長・2,350ミリ 広がり係数・1.10)
X スロートからの距離 (cm) Lx ホーン断面積 (cm²) L1 ホーン幅 (cm) L2 ホーン高 (cm)
0 36 6 6
25 45.6 6 7.6
84 80.2 6 13.4
116 108 13.4 8.1
156 159 13.4 11.9
196 233 13.4 17.4
236 341 13.4 25.5

4月28日

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