1956年 | 三重県四日市市に生まれる。高校まで過ごす。中学、高校とサッカー部に在籍。 |
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1975年 | 京都大学農学部入学。以来、98年まで関西在住。 |
1981年 | 同卒。運送会社、鉄鋼会社などに勤務。 |
1997年 | 大阪府立守口高等技術専門校木工科修了。木工房ろくたる開設。 |
鉄鋼関係の会社に勤めていた時に取ったクレーン関係の資格が、中部国際空港の仕事の搬入の時に役にたちました。商品搬入などで、お困りの同業者の人は声をかけてください。ただし、下手くそです。
皆さんによく聞かれることに、ろくたるというのは、どういう意味か?
という事があります。
ろくたるは、真空管のロクタル管からとっています。勤め人の時代に、木工と真空管のオーディオ・アンプ作りを趣味にしていました。真空管の中でも、特に好きだったのがロクタル管とよばれる種類のものでした。写真のものは、7C5というGT管の6V6に相当する出力管です。今は、手元にありませんが、これを小さなアルミのシャーシに4本並べたステレオのプッシュプルのアンプは、とても美しい姿で、控えめな軽いきれいな音を奏でてくれました。
また、作りました。 → 7C5 シングル・パワーアンプ
また、また作りました。 → 7C5 シングル・パワーアンプ その2
柴田翔の自伝的小説に『ロクタル管の話』というのがあります。芥川賞を取った『されど我らが日々』が単行本とされた時、併せて収録されたので、読まれたかたもいらっしゃるでしょう。戦後間もなくの、ラジオ少年だった頃の、ワクワクするような物作りの記録になっています。私もアマチュア時代の、物作りそのものを楽しむ気持を忘れないという思いも、このろくたるという屋号に込めています。
追記(2002年1月13日)
松山名物の一六タルトとは、何の関係もありません。
2002年1月12日